神風



僕はあの日に神に祈った


「風になりたい」


今一度 僕らの前に現れる


この強くて優しい風に 僕は憧れた


誰にも邪魔をされずに ただひょんひょんと舞っている訳じゃない


自由に空を動く存在なだけじゃない


風は 時に空の星となる人へ 一番最後に触れるんだ


風は 時に暑がる元気な子供達へ 動く希望を与えてくれるんだ


この強くて優しい風に 僕は憧れた


神は微笑んだ 僕へ風をくれた


風にはなれなかったのに とても心が軽くなった気がした


それはただの風じゃない それは誰にも負けない力を纏った神風―...





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風に強い希望と願望を持った男性の心の詩。
自分を纏い、時に助けてくれる風をただの風じゃないと感じた彼は
神の風、神風と名付けて 今も地をただ歩いている・・・はい、そうです。

音楽提供:AfTeR*ScHoOl